目次
ワイヤレス診断アプリの起動
スキャンウィンドウの起動
- ワイヤレス診断 メニューから「"ウィンドウ" 」> 「"スキャン" 」を選択
スキャン結果で確認するポイント2つ
スキャン結果が表示されたら確認するポイントはまず2つ
現在利用中のチャンネルは太字で表示されているのであわせて確認してほしい。
RSSI 受信信号強度(RSSI : Received Signal Strength Indicator)
スキャン結果では,ネットワーク名毎にRSSIが表示されている。
値が大きい方が強度が強い。
※マイナスの値が表示されているので注意 自分の経験としては
-70より小さくなると接続が切れる事が多い気がする。
-40より大きい値だとまず安心チャンネル Wi-Fiはチャンネル毎に利用数周波数を少しずつ少しずつ変えて通信している。
大体のWi-Fiルータは自動でチャンネルを割り振るが
運悪く混んでいる(自分の利用するチャンネルの前後に別チャンネル並んでいる状態)チャンネルを選ぶ事も多々ある
ワイヤレス診断のおすすめを選んでみる
スキャンウィンドウで"今すぐスキャン"を選択をし実行すると
ウィンドウ左側に"概要"が表示されます。
この概要の下を確認するとワイヤレス診断のおすすめチャンネルが表示されています。
おすすめは利用バンド(周波数)ごとに
- 2.4GHz(最適)
- 5GHz(最適)
と表示された右側の数字となります。
あなたが利用するWi-Fiルータの設定変更が可能であれば
ワイヤレス診断のおすすめに表示されたチャンネルに変更することにより
より快適なWi-Fi環境になる(はず)です。
チャンネル変更前後の結果比較
せっかくワイヤレス診断がおすすめチャンネルを表示してくれたので
変更前後のパフォーマンスを確認してみます。
利用したのはBNRスピードテスト
http://www.musen-lan.com/speed/
いつもお世話になっております。
変更前(channel=48)
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------ 測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver5.6001 測定日時: 2016/04/03 08:11:56 回線/ISP/地域: -------------------------------------------------- 1.NTTPC(WebARENA)1: 87.54Mbps (10.94MB/sec) 2.NTTPC(WebARENA)2: 88.12Mbps (11.00MB/sec) 推定転送速度: 88.12Mbps (11.00MB/sec)
変更後(channel=36)
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------ 測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver5.6001 測定日時: 2016/04/03 08:14:15 回線/ISP/地域: -------------------------------------------------- 1.NTTPC(WebARENA)1: 93.51Mbps (11.69MB/sec) 2.NTTPC(WebARENA)2: 90.43Mbps (11.30MB/sec) 推定転送速度: 93.51Mbps (11.69MB/sec)
6%の改善となりました。
微々たるものですがちりも積もればですよね!
参考情報
MACでこまったらとりあえずAppleサポートの情報にあたって見るのが吉
こんな記事もありますので合わせて確認下さい
Mac で起きている Wi-Fi の諸症状の解決にワイヤレス診断を役立てる
https://support.apple.com/ja-jp/HT202663
試した環境
OS X El Capitan OS X 10.11.4(15E65) ワイヤレス診断 バージョン 5.1 (510.88)