このアプリ、Apple シリコン対応アプリかな?って気になる事ありませんか?
Apple シリコン搭載の Mac を利用していても、Intel プロセッサ搭載 Mac 用に開発されたアプリも気にならないレベルで動作します。
Rosetta 2 のエミュレーション機能は優秀ですね。しっかりIntel プロセッサ用アプリを Apple シリコン搭載 Mac で動かしてくれます。
でも、せっかく Apple シリコン搭載 Mac を手に入れたなら、Rosetta 2 のちからを借りずにApple シリコン本来の力を使ってぐりぐりアプリを動かしたいですよね ?
この記事では、あなたの Mac で動いているアプリが Apple シリコン対応アプリなのか、Intel プロセッサ用アプリなのか確認する方法を紹介します。
もし、お気に入りのアプリが Intel プロセッサ用アプリだった場合、最新のバージョンを確認してみてください。
開発者の皆様が Apple シリコン対応版を公開してくれているかもしれませんよ ?
目次
Apple シリコン対応対応アプリか確認する方法2つ
Apple シリコン対応アプリか確認する方法を2つ紹介します。
どちらも macOS 標準アプリで確認することができます。
動作中(起動中)のアプリを確認する場合は、「アクティビティモニタ」を利用します。
インストール済みで未起動のアプリを確認する場合は、「 Finder」を利用してください。
- 動作中のアプリを確認する方法(アクティビティモニタ)
- インストール済みのアプリを確認する( Finder アプリ)
この2つのアプリを利用した確認方法を確認してみましょう。
動作中のアプリを確認する方法(アクティビティモニタ)
1つ目は、動作中のアプリを確認する方法。
利用するアプリは「アクティビティモニタ」です。
アクティビティモニタは macOS 標準アプリケーションのため、追加でアプリをインストールする必要はありません。
起動方法は
アプリケーションフォルダ > その他 > アクティビティモニタ
となります。
アクティビティモニタを起動したら「CPU」タブをクリックしてください。
起動しているプロセス名の一覧が表示されます。
確認対象のプロセス名を見つけたら「種類」の列を確認してください。
「 Apple 」と表示されていれば、 Apple シリコン対応アプリです。
「 Intel 」と表示されていれば、 残店ならが Intel プロセッサ用アプリとなります。Apple シリコン対応アプリです。Rosetta 2 のエミュレーション機能を利用して動作するアプリのため、Apple シリコンの性能をすべて引き出せていない状況です。
- 種類:「 Apple 」・・・ Apple シリコン対応アプリ
- 種類:「 Intel 」・・・ Intel プロセッサ用アプリ
下の図では、アクティビティモニタの種類を確認しています。
macOS 標準アプリのため、当然 Apple シリコンに対応しており「 Apple 」と表示されます。
インストール済みのアプリを確認する( Finder アプリ)
2つ目は、インストール済みのアプリを確認する方法。
利用するアプリは「 Finder 」です。
Finder は macOS 標準アプリケーションのため、追加でアプリをインストールする必要はありません。
この方法は、アプリを起動する前に、種類を確認することができます。
確認方法は、Finderから「アプリケーション」フォルダを表示して、対象のアプリの「情報を見る」をクリックします。
表示されたウィンドウの「一般情報」の「種類」を確認してください。
アプリケーション(Universal)と表示されれば、Apple シリコン対応アプリです。
アプリケーション(Intel)と表示された場合は、 Intel プロセッサ用アプリとなります。
- 種類:アプリケーション(Universal)・・・ Apple シリコン対応アプリ
- 種類:アプリケーション(Intel) ・・・ Intel プロセッサ用アプリ
まとめ
今回は、Apple シリコン対応アプリか ? Intel プロセッサ用アプリか ? 確認する方法の紹介でした。
Apple シリコン搭載 Mac を手に入れたら、Apple シリコン対応アプリを利用してApple シリコンの性能を堪能したいですよね?
あなたの Mac にインストールされているアプリが Intel プロセッサ用アプリでも Rosetta 2 の力で問題なく動作しているはずです。
やっぱり Apple シリコン対応アプリで動かしたい!というときは、アプリを最新化してみてください。Apple シリコン発表からそろそろ2年。あなたの利用するアプリも Apple シリコンに対応していると良いですね。
試した環境
ホストOS
Mac mini (M1,2020) macOS Monterey システムのバージョン: macOS 12.3.1 (21E258) カーネルのバージョン: Darwin 21.4.0