毎度一馬力です。Ciscoルータ(1812-J)を手に入れました。
実機を使ってのお勉強は大切です。
さて、Ciscoルータ(1812-J)の初期設定。
シリアルケーブルでコンソールに接続必要があります。
PCからシリアル接続するのは,USBシリアルケーブルを利用するのが一般的。
USBシリアルケーブルの事例は,Windowsの事例が一般的。
そう。業務用ははWindowsがイッパンテキ、、、。
BUFFALOのUSBシリアルケーブルBSUSRC06にいたっては標準ドライバがWindowsのみ
http://buffalo.jp/product/cable/usb/bsusrc06/
しかーーーし。我が家にはwindowsマシンが無いのです。
そう。駆逐したのです。自宅でまでWindowsを使いたく無いじゃないですか。
我が家はMacで統一されています。
Apple製品でシリアル接続したいじゃないか!
MacでシリアルUSB接続しても良いじゃないか!
アマゾンさんに聞いて見よう!
見つけたー!ポチッとな
UGREEN USB 2.0 TO DB9 RS-232 adapter Cable- FTDI chipset
という事で。本題です。
目次
準備するもの
- USBシリアルケーブル
UGREEN USB 2.0 TO DB9 RS-232 adapter Cable- FTDI chipset
※ドライバはUgreenのサイトからダウンロードして下さい
(2016/11/3追記)
ドライバのインストール方法記事にしました。
ichibariki.hatenablog.com
接続方法
ケーブルの接続は下の通り。MacBookから順にケーブル繋いでいって
1812-Jまでつなぎます。
MacBook Pro
-> USB
-> UGREEN USB 2.0 TO DB9 RS-232 adapter Cable- FTDI chipset
-> コンソールケーブル
-> コンソールポート (Cisco 1812-J)
コンソール接続
コンソール接続の準備(USBシリアルケーブルのデバイス名を確認)
まずは,USBシリアルケーブル接続前の状況
Macのターミナルアプリでデバイスの状態を確認します。
MacBook-Pro:~ MBPR$ ls -l /dev/tty.* crw-rw-rw- 1 root wheel 20, 0 10 25 22:38 /dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port crw-rw-rw- 1 root wheel 20, 2 10 25 22:38 /dev/tty.iMac-Bluetooth-Incoming MacBook-Pro:~ MBPR$
続いて,USBシリアルケーブル接続後。
"tty.usbserial-AL020TCJ" が増えています。(これが繋いだUSBシリアルケーブルのデバイス名)
この名前をメモしておきます。
MacBook-Pro:~ MBPR$ ls -l /dev/tty.* crw-rw-rw- 1 root wheel 20, 0 10 25 22:38 /dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port crw-rw-rw- 1 root wheel 20, 2 10 25 22:38 /dev/tty.iMac-Bluetooth-Incoming crw-rw-rw- 1 root wheel 20, 4 10 25 23:00 /dev/tty.usbserial-AL020TCJ ★←増えている MacBook-Pro:~ MBPR$
端末エミュレータ (screenコマンド)で接続
続いて1812-Jにコンソール接続します。
Windows機であればTeraTermを起動するところですが。
我が家にはWinマシンありません。しつこいようですが駆逐しました!
Macでコンソール接続する場合はterminalアプリから”screen”コマンドを利用します。
(コマンドの例)
$ screen 接続デバイス名(/dev/tty.xxxxx)
です。
下の例はUSBシリアルケーブルで1812-Jに接続し,screenコマンドを打ってから
1812-Jを起動した所です。
MacBook-Pro:~ MBPR$ screen /dev/tty.usbserial-AL020TCJ System Bootstrap, Version 12.3(8r)YH12, RELEASE SOFTWARE (fc1) Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport Copyright (c) 2007 by cisco Systems, Inc. C1800 platform with 131072 Kbytes of main memory with parity disabled Upgrade ROMMON initialized program load complete, entry point: 0x80012000, size: 0xc0c0 〜〜
無事接続できました。
ということで,今回はMacでシリアル接続したって良いじゃないか!という話でした。
みなさんもWindowsマシン駆逐してみませんか?^^
試した環境
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013) macOS Sierra システムのバージョン: macOS 10.12 (16A323) カーネルのバージョン: Darwin 16.0.0