VMware Fusion 11のVersion 11.0.3がリリースされました。
リリースノートはこちら
VMware Fusion 11.0.3 リリース ノート
Last Updated 03/29/2019
https://docs.vmware.com/jp/VMware-Fusion/11/rn/fusion-1103-release-notes.html
今回は,VMware Fusion Pro の11.0.2から11.0.3へのアップデートについて
紹介したいと思います。
目次
VMware Fusion 11.0.3のアップデート内容
まずはアップデートの内容を確認しています。
VMware Fusion のアップデート内容はリリースノートにまとめられています。
VMware Fusion 11.0.3 リリース ノート
Last Updated 03/29/2019
https://docs.vmware.com/jp/VMware-Fusion/11/rn/fusion-1103-release-notes.html
このリリースノートの内容から今回は
バグの修正およびセキュリティアップデートとのこと。
内容を確認すると3つのセキュリティ修正が入っているようです。
アップデートの内容
対策された脆弱性を超ざっくりまとめるとこの3つ
- 仮想 USB UHCI (Universal Host Controller Interface)に関連する脆弱性
- e1000 および e1000e 仮想ネットワーク アダプタに関連するの脆弱性
- Web ソケットを介してアクセスするAPIに関連する脆弱性
となります。
関連資料
各脆弱性の詳細については,CVEやVMware Security Advisoriesに詳細がまとめられています。
Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクト
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2019-5518
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2019-5519
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2019-5515
- https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2019-5514
VMware Security Advisories
* https://www.vmware.com/security/advisories/VMSA-2019-0005.html
詳細が気になる人は確認してみましょう。
アップデート手順の確認
アップデートはVMware Fusionの更新確認時に確認を求められます。
私の環境でアップデートした際の手順をアップしておきます。
参考にしてください
ダウンロードとインストール
新しいバージョンが公開されると
「ソフトウェアのアップデート」のポップアップが出力されます。
更新内容を確認して「ダウンロードとインストール」をクリックします。
いろいろなパッケージがダウンロードされるので,ダウンロード完了まで少し待ちます。
インストールして再起動
アップデートパッケージのダウンロードが完了して
インストールの準備が完了すると確認を求められます
仮想化基盤(VMware Fusion)自体の再起動は入るため
ゲストOS(仮想マシン)はシャットダウンか,サスペンドして先に進むことをおすすめします
インストールの途中で管理アクセス権を求められます。
ここまでくればアップデートはほぼ終了
VMwareが再起動するのを待ちます
インストール完了。
インストールが完了し,VMware Fusionの再起動が完了しらた
最新版に更新されていることを確認すします。
Versionの表記が10.0.3に更新されていれば作業完了です。
参考になれば幸いです
試した環境
ホストOS
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013) macOS Mojave システムのバージョン: macOS 10.14.3 (18D109) カーネルのバージョン: Darwin 18.2.0
仮想化基盤
VMware Fusion Pro 11.0.3 (12992109)