2019/2/28にWireshark 3.0がリリースされました。
これまでの安定版2.6系のリリース(2018.4)から約1年ぶりのリリースとなります。
目次
リリースノートとサポートOS[macOS]
Wireshark 3.0.0 Release Notes
https://www.wireshark.org/docs/relnotes/wireshark-3.0.0.html
Wiresharkのバージョンアップにともない新しいプロトコルサポートなども気になる部分ですが
macOSユーザとしてはサポートOSの変更に注目したいと思います。
リリースノートの抜粋ですが
The macOS package requires version 10.12 or later. If you’re running an older version of macOS, please use Wireshark 2.6.
との事ですので,macOS v10.12以降がサポートOSとなります。
現時点(2019.6)のサポートOSと,HWの組み合わせをまとめました。
参考にしてください
サポートされるmacOSの種類
サポートされるHWの種類
macOS v10.12以降が動作するHWのリストとなります。
- iMac (Late 2009) 以降
- MacBook (Late 2009) 以降
- MacBook Pro (Mid 2010) 以降
- MacBook Air (Late 2010) 以降
- Mac mini (Mid 2010) 以降
- Mac Pro (Mid 2010) 以降
Wireshark3.0のインストール
さっそくWireshark3.0をインストールしてみます。
Wireshark3.0のダウンロード
Wiresharkのダウンロードはwireshark.orgから
https://www.wireshark.org
「Download」をクリックします。
リンク先は現在の安定版リリースのWiresharkのダウンロードリンクとなっています。
https://www.wireshark.org/#download
私の環境はmacOSなので「macOS10.12 and later Intel 64-bit.dmg」をクリックします。
各自の環境にあわせてダウンロードしてください。
Wireshark3.0のインストール
ダウンロードした.dmgファイル(ディスクイメージファイル)をクリックします。
※2019.6時点の最新版はWireshark3.0.2でした。
Wireshark3.0.2ディスクイメージファイルの展開
ディスクイメージファイルが自動で展開されます。
Wireshark3.0のインストールパッケージの起動
ディスクイメージファイルを展開したら表示される
インストールパッケージをクリックします。
インストールのステップ
インストールのステップは
- はじめに
- 使用許諾契約
- インストール先
- インストールの種類
- インストール
- 概要
の順ですすみます。
手順イメージ順番にをアップしておきます。
はじめに
使用許諾契約
確認して「続ける」をクリック
再度確認して「同意する」をクリック
インストール先の確認
標準の場所にインストールする場合はこのまま「インストール」をクリックします。
インストールの許可
インストール中にパスワードを求められます。
パスワードを入力して「ソフトウェアをインストール」をクリックします。
パッケージスクリプトの実行
インストールが始まり,パッケージスクリプトが実行されます。
インストールの完了
問題なければ「インストールが完了しました。」が表示され,インストール完了となります。
ディスクイメージが不要の場合は「ゴミ箱に入れる」をクリックします。
Wireshark3.0の起動
インストールが完了したら,Wiresharkアイコンをクリックします。
Wiresharkへようこそ画面
起動したら「Wiresharkへようこそ」の画面が表示され起動完了です。
参考になれば幸いです。
参考資料
Wiresharkの使い方はこの記事を参考にしてください
ichibariki.hatenablog.com
試した環境
ホストOS
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013) macOS Mojave システムのバージョン: macOS 10.14.5 (18F132) カーネルのバージョン: Darwin 18.6.0
Wireshark
Wireshark Version 3.0.2 (v3.0.2-0-g621ed351d5c9)